とっても通気性の良い麻布

先日、夏布団の敷きパッドをスーパーで探してきました。
最先端科学から作られたクールなんとかというのも魅力的だったんですが、
化学繊維に触れると赤くなることのある私は麻の敷きパッドを選びました。
冬に化繊のウールで作られたとっくりセーターなんて着たら、
翌日にはかぶれたように赤くなってしまうんです。
ちょっと言いにくい話ですが、
トイレに長時間いると便座のプラスチックがいけないのか、
お尻が丸く赤くなってしまうんです。
どんなにクールでも皮膚が赤くなってしまっては快眠できそうにありません。
その点、麻なら自然の素材ですし、
通気性もよく肌触りも抜群です。
それに、麻の特徴として、
湿気を吸収してくれるので快適に眠ることができるそうです。
もっと快眠したい時は、
麻パッド、麻シーツ、麻カバーなど、麻で揃えるのが一番だといいます。
そんなにいいものなら揃えてみたいですよね。
戦国時代に木綿が登場するまで、
大麻は日本の土地によく合った繊維として使われ続けてきた繊維です。
それというのも、大麻は、
タネを撒くと手入れをしなくてもぐんぐん成長するそうですよ。
そのため、気がついたら土地に大麻が生えていたなんてこともあるそうです。
毎年、日本全国の自治体が大麻を焼却処分するそうですが、
北海道から沖縄までいたるところに生えているので、
それを全部処分することはできないくらいといいますからすごいですね。
生命力がものすごいので、
全部燃やしてしまおうとすると火事が心配になるくらいだといいます。
そんなにたくさん生えているものを、
有効利用しないというのも持ったいない話です。
昔、コーヒー豆などは麻袋に入っているのが普通でしたが、
今もやはりそうなのでしょうか。
あの麻袋は大麻で作られているそうです。
どこにでもある大麻なら安価に袋ができるってわけですね。
しかも、通気性がいいので船旅をしなければならないコーヒー豆には、
これほど打ってつけの繊維はないということでしょう。
現在の先進国では、
あの麻袋のかわりにナイロンやビニールを使うことが多いそうです。
貴重な石油をそんなことに使うよりも、
いたるところにある大麻で麻袋を作ったほうがいいんじゃないかと思います。
大麻の危険性ばかりクローズアップされますが、
日本に自生している大麻には、
危険性のある成分はほんのわずかしか含まれていません。
しかも習慣性がないというのですから、
そこまで危険視しなければならないものなのでしょうか。
縄文時代からずっと日本人の衣料を支えてきた麻なのに、
せっかくの資源があるのにそれを燃やしてしまうのはもったいないことです。
今は、その大麻の復権をしようという動きも出てきています。
大麻(ヘンプ)の成分が医療用に使うことができること、
危険性があまりないことなどから見直しの動きが出ているみたいです。
日本の神代から使われてきた麻が、
本来の評価を得ることができるようになるようにと祈りたいです。